日本代表と東京オリンピック(五輪)(U-21)代表の森保一兼任監督(49)が30日、都内で8月のジャカルタ・アジア大会に臨むU-21日本代表のスタッフ会議に臨み、代表選手の選考について「大体固まりました」と明かした。兼任決定後、東京五輪代表スタッフと会議を行うのは初めて。

 まだA代表のスタッフ陣容が整っておらず、9月7日のチリ、11日のコスタリカとの国際親善試合は、東京五輪の代表スタッフを中心に行う方針を明かしていた。会議で改めて協力を要請した森保監督は「プラスアルファの仕事をしてもらうので、そこを了承してもらいたいということでお願いをした」と話した。アジア大会メンバーから9月のA代表選出については「もちろんゼロじゃない」とし、両代表で活躍する森保チルドレン誕生の可能性も示唆した。アジア大会の日本代表は8月3日に発表する予定で、同14日の1次リーグ初戦でネパールと対戦する。