日本A代表とU-21代表を兼任する森保一監督(50)が26日、FIFAの会議と表彰式(ロンドン)出席を終えて帰国した。東京・JFAハウスで取材に応じ「日程はタイトだったが、華やかで有意義な時間だった」とFIFA主催イベントデビューを振り返った。

ワールドカップ(W杯)ロシア大会の総括会議では、一堂に会した各国代表監督に積極的に話しかけた。優勝国フランスのデシャン監督や14年ブラジル大会王者ドイツのレーウ監督にあいさつ。現役時代に師事した元広島監督のバクスター氏(南アフリカ)とも再会し「チームづくりに関する生の声を聞けて刺激になったし、デシャン監督や元師匠には親善試合をお願いしてきた」と笑った。

TSG(技術研究グループ)のW杯データ報告も受け「世界のスタンダードを生かしたい」。10月の国際親善試合(12日パナマ戦=デンカS、16日ウルグアイ戦=埼玉)から選手に落とし込んでいく。