来年のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)ポーランド大会の出場権をかけた、U-19アジア選手権(18日開幕・インドネシア)の日本代表メンバーが2日、発表され、横浜F・マリノスのFW久保建英(17)が飛び級選出ながら背番号9を付けることになった。

横浜の練習後「素直にうれしいです。チームが勝つために必要なプレーをしないといけないなと思います」と意気込みを語った。

15歳だった昨年5月にはU-20W杯代表に2世代下から“飛び飛び級”で招集され、全4試合中3試合に途中出場して1アシストを記録。今回のU-19アジア選手権では4位以内に入れば来年のU-20W杯ポーランド大会出場権を獲得できる。2大会連続のU-20W杯出場となれば、05年大会のFW平山相太以来。昨年9月のU-17W杯を含め3年間で3度目の世界大会出場となる。久保は「先のことを考えてつまずいてもよくないので、(U-20W杯の)切符をとりにいくことにフォーカスしたい」と冷静に話した。

代表には横浜のチームメートで、仲のいいMF山田康太(19)も選出された。山田とのコンビでの崩しに自信をみせ「普段から一緒にやっている仲なので、そういう選手が一緒にいるというのはすごく自分にとってもありがたい。いい連係がつくれたらいいかなと思います」と力を込めた。

影山雅永監督率いる日本は、2大会連続10回目のU-20W杯出場を目指し、1次リーグB組で北朝鮮、タイ、イラクと対戦する。各組上位2チームが決勝トーナメントに進み、上位4チームにW杯出場権が与えられる。