サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク7位)はW杯1次リーグ第3戦でイングランド(同3位)と対戦し、0-2で敗れた。

前半15分、スルーパスに抜け出したFWホワイトに先制点を許した。1点ビハインドで迎えた後半もなかなか得点を奪えずにいると、高倉麻子監督はMF小林里歌子に代えて、MF三浦成美、FW横山久美に代えてFW菅沢優衣香を投入。格上相手に得点を狙いにいったが、後半39分、ホワイトに追加点を許した。なでしこは3人目の交代枠でMF宝田沙織を投入したが最後まで得点を奪えず、健闘むなしく惜敗した。

この試合で日本は第2戦のスコットランド戦から先発メンバーを2人変更。第2戦で出場のなかった横山を先発に戻し、右足首の故障明けの小林を右MFに置いた。従来の4-4-2の布陣に変更はなかったが、高倉麻子監督はボランチでここ2戦連続フル出場だった三浦に代え、これまで右MFで2戦連続出場の中島を同位置に起用。MF杉田妃和とコンビを組ませていた。

同時刻開催となった同組のもう1カード、スコットランド-アルゼンチン戦では、アルゼンチンが3-3で引き分けたため、日本は2位での決勝トーナメント進出が決定。25日(日本時間26日未明)に1次リーグ第2戦の会場と同じレンヌでE組の1位突破チームと対戦する。