キリンチャレンジ杯パラグアイ戦(5日、カシマ)と22年W杯カタール大会のアジア2次予選ミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に臨む日本代表が2日、茨城県内で合宿をスタートさせた。国内組4人とこの日までに帰国した海外組の計13人が参加。

約1時間、ランニング中心のメニューでコンディションを整えた。

 

就任後初のW杯予選に臨む森保一監督(51)は練習後、報道陣に対応した。主な一問一答は以下の通り。

 

 

【森保監督】

-海外組が段階的に合流する。パラグアイ戦は現状のベストメンバーは出せないのかなと思うが

森保監督 そこはなんとも言い難いところですけども、まずは選手のコンディションを見たうえで、パラグアイ戦を戦ってミャンマー戦に向かえればと思います。

-メンバー発表後に海外組をこんなにたくさん呼ばなくてもという意見もあった。そういう声をどう思うか

森保監督 我々がやること、私が決断することは賛否両論、何をやってもあると思うので、見た目で書いていただければと思います。A代表と東京五輪の代表チームの2チームを兼任でみさせていただいて、両方のチームをうまく日本代表の全体の強化になるように考えてやっているつもりなので、自信を持ってやっていくだけです。みなさんが言ってくださることがひょっとしたらよりいい選択へのヒントになると思いますし、いろんな意見を言ってもらえればと思います。

-W杯予選の重み

森保監督 勝って当たり前のような環境だと思いますし、相手は日本代表に対してしっかり守って、カウンターで勝利を狙ってくる、勝ち点1を拾うことを狙ってくる戦い方が多いと思います。相手がどんな戦いをしてきたとしても、柔軟に臨機応変に、そして相手よりも我々の方が我慢強く戦える準備をしていかないといけない。W杯予選ということで選手たちには大きなプレッシャーがあると思いますけど、力を持っている選手たちが集まってきてくれていると思うので、チャレンジ精神を持つことを忘れずに、かつ自分たちが持っている力を思い切り発揮できるように環境作りしたいなと思います。1戦1戦難しい戦いになる、厳しい戦いになることを覚悟してミャンマー戦も戦わないといけないと思いますし、その後の戦いも難しく厳しい戦いになるということを踏まえた上で、ミャンマー戦にしっかり勝利できるように準備できればと思います。

-ミャンマー戦への準備は

森保監督 ミャンマーと対戦するまでにミャンマーは(5日にモンゴルと)試合をしています。これまでの情報は少しでも拾ってもらえるように、相手のことを知ったうえで我々が柔軟に戦えるように、我々の力を出せるようにというのはやらなければと思います。