ブレーメンは19日、18日の練習中に負傷した日本代表FW大迫勇也(29)が全治4~6週間だとクラブ公式ツイッターなどで発表した。

10月10日から始まる日本のW杯アジア2次予選の2試合を欠場することが濃厚となった。

クラブは、18日に公式サイトで「大迫は木曜日(18日)のトレーニングで重度の太もものけがを負い、トレーニングを中止しなければならなかった」と発表。長期離脱の可能性を示唆していた。一方で独メディアの「Die DeichStube」では「大迫が足を引きずりながら自力で車が止めてある駐車場まで歩いた」と伝えており、クラブの発表よりも軽度の負傷という見方もあった。

大迫にとって痛すぎる長期離脱となった。今季はエースとしてここまで公式戦5試合4得点と好調を維持。14日のウニオン・ベルリン戦では後半23分に右足を痛めて負傷交代したが、担架で運ばれることなく、歩いていた。発表された負傷カ所との関連は分からないが、幸先の良いスタートを切っただけに悔やまれる離脱となった。

また、日本代表にとっても痛すぎる離脱となった。W杯アジア2次予選は格下の国が相手とはいえ、現状では大迫不在時のオプションは確立出来ていない。半端ないエースは、替えのきかない絶対的な存在。

少なくとも10月10日モンゴル戦と、同15日のタジキスタン戦は、大迫抜きでの戦いを強いられることになりそうだ。