2連敗で1次リーグ敗退が決まった試合後、日本協会の田嶋幸三会長(62)は、森保一監督(51)を五輪本番まで続投させることを「基本的な考え」とした上で、「技術委員会で関塚技術委員長たちがどう考えるのかを聞いてから。技術委員会がしっかりと判断や話し合いをしてからだと思います」とした。

五輪予選を兼ねた大会だったが、既に開催国として出場権を得ている日本は、海外組がMF食野亮太郎(21=ハーツ)のみというメンバー編成で臨んだ。「すべてに勝つことは難しいと分かっていた。だからといってこれが許されるわけでもない。ここから何人の選手が五輪の18人に入るかといったら、1人も入らないかもしれない。そういう意味では厳しいハードルだったと思うが、こういう結果になったことは悔しい」。森保監督をおもんぱかりながらも、1次リーグ敗退の現実を厳しく受け止めた。