U-19日本代表候補は、合宿最終日にJ2水戸ホーリーホックと練習試合を行い、FW斉藤光毅(19=横浜FC)とFW西川潤(18=セレッソ大阪)の得点で勝利した。

4-4-2でスタートしたが、ラスト15分は3-4-3にフォーメーションを変更。ワントップにFW大森真吾(19=順天堂大)を置き、斉藤と西川が2列目に入ると、直後に斉藤が2得点を決めた。

試合中のシステム変更は、A代表でも試している形。影山雅永監督は「ポジションの役割は、4-4-2を崩してやっているときよりクリアになる。Jリーグでも攻撃時と守備時でシステムが変わるチームは多い。迷いなくやれるのはいいこと」と納得の表情を浮かべた。

1本目でキャプテンマークを巻いたMF松岡大起(19=サガン鳥栖)は、「相手をつり出して中にパスをして、という得点だったので、チームの形はできている。あとはデュエルで奪いきる、ゴール前で守りきるなどの局面が大事になってくるので、そこはもっと意識しないといけない」と課題を掲げた。

U-19日本代表は、3月に同アジア選手権(ウズベキスタン)を控える。

▽得点者:FW西川潤(1本目)、FW斉藤光毅×2点(3本目)