なでしこジャパン(女子日本代表)がウクライナに8-0で大勝した。

代表デビュー戦の塩越が先制点を含む2得点を挙げ、東京五輪メンバー入りへ、大きくアピールした形になった。

高倉監督は塩越について「去年から成長を見せていて、非常にいいものを持っている」とし、積極的にプレーするよう、貪欲にシュートを狙ってほしいと、送り出したという。「よく攻撃に絡んで得点という結果を出してくれたのは、彼女自身もよかったと思っていると思います」。同時に「積極性という意味では物足りなさを感じる」とし、「まだまだ要求していきたい」と愛のムチだ。

五輪メンバー18人の選考基準については「インターナショナルマッチで戦えるということ」を挙げ、「能力は持っている、もっとできる、というのでは18人に入るのは難しい」と続けた。

メンバー選考前の実戦は13日のメキシコ戦のみ。「みんなチャレンジしてくれている。選考という意味では頭が痛い」。これはうれしい悩みだろう。