U-24日本代表に追加招集されたDF瀬古歩夢(21=C大阪)が、国際親善試合ジャマイカ戦(豊田ス)を翌日に控えた11日、オンラインで取材対応した。

DF冨安健洋(ボローニャ)が右膝の違和感のために大事をとって離脱したことを受け、招集された。「うれしかった。アピールチャンスをもらえたからにはしっかりやるしかない」と意気込みを語った。

3月の活動でははじめからメンバー入りし、同アルゼンチン代表との国際親善試合では高いパフォーマンスを残していた。それだけにメンバー発表直前の活動から1度は落選した際には「正直言えば、もう(五輪の)可能性はないと思っていた。個人の能力がまだまだだったと感じた」と落胆もあったことを明かした。

メンバー発表まで残り1試合というまさに滑り込みのタイミングで代表に呼ばれ、東京オリンピック(五輪)代表へ、千載一遇のチャンスがめぐってきた。「最初のメンバーには入れなかったけど、割ってはいるプレーをしないといけない」と語り「やる気はもう、ごりごりにある。センターバックの中で違いを見せないといけないし、それは攻撃の面で生み出せると思っている。その部分を出せたら」と、言葉に力を込めた。