日本代表の森保一監督(52)が17日、9月2日から始まるW杯アジア最終予選に向けてオンラインで取材に応じ、FW大迫勇也ら国内に復帰する選手たちを歓迎した。今夏にマルセイユからDF酒井宏樹(31)が浦和に、FWでは大迫勇也(31)と武藤嘉紀(29)が神戸に復帰した。W杯ロシア大会に出場した欧州組が国内でプレーする。
森保監督は「日本のサッカー、Jリーグにとって、すごくいいことだと思っています。彼らが欧州の市場でプレーする場がなくなって日本に帰ってくるのではなく、まだ、心身共に充実した状態で日本に帰ってくる。日本人が世界で戦う基準を酒井、大迫、武藤、そういう選手が示してくれると思っている」と国内のレベルアップに期待を寄せた。
東京五輪では、酒井がオーバーエージ枠で代表入りした。指揮官は、酒井のプレー強度や技術の質の高さを上げ「間違いなく世界のトップを見せてくれていた」と一目置く。特に球際や1対1のプレー強度は、日本がレベルアップしなければいけない課題でもあり「そういう選手が日本でプレーしてくれることで、日本のサッカー界の発展、1人1人の選手への刺激になるといいなと思っている」と話した。
一方で、日本代表常連のDF長友佑都(34)は移籍先がまだ決まっておらず、東京五輪組のMF堂安律(23=PSV)はドイツのマインツへの移籍がささやかれている。最終予選は9月2日・オマーン戦(吹田スタジアム)。所属が不透明な選手の招集に、森保監督は「できれば、これまでも代表のメンバーとして戦ってくれた選手なので、次の招集に向けても考えていきたいと思っています」と支障がないことを明かした。 最終予選は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2戦目の9月7日のアウェー・中国戦は開催場所がまだ決まっていない異例の事態だ。また、日本と同組のオーストラリアは、感染防止対策で、ホームでの試合を中立地で行う見込みになっている。コロナ禍での最終予選に、森保監督は「これまでも想定外のことが起きていますので、何が起こっても、冷静に落ち着いて対応していきたい」と冷静だった。

