【シドニー22日=岡崎悠利】4年前の悔しさを晴らす時が来た。サッカー日本代表MF遠藤航(29=シュツットガルト)が22日、オーストラリアでオンライン取材に対応した。

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24日は、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のアウェー・オーストラリア戦(シドニー)を控える。遠藤は印象に残っている大会を問われると「前回(ロシア)のイメージ、すごく鮮明に覚えています。W杯を決めた時もメンバーに入っていなくて、スタジアムで上から見ていた。その時の盛り上がりは、覚えていると言うか、そういった状況で自分もピッチに立ちたいなと思った。今、それをつかむチャンスがあることは、非常に個人的に楽しみです」と闘志を燃やした。

日本は、18年のロシア大会W杯で史上3度目のベスト16入りを果たし、決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転負けを喫した。その中で、遠藤は出場機会なしに終わった。「前回の(ロシア)W杯予選は、正直、力になったと言うよりは、一員としてやっていたイメージがある感じ。本大会でもプレー出来ず、ベンチから試合見て、いろんな悔しさがある中で、今はずっと試合に出させてもらって。中心としてやらないといけない覚悟でプレーしている。そこが前回と一番大きく変わったところ」。成長した姿を勝利で体現する。