初日からサバイバルスタート! 7大会連続7度目のW杯出場を決めているサッカー日本代表が30日、6月の国際親善試合4試合に向けて千葉市内で合宿を開始した。

練習中にMF久保建英(20=マジョルカ)が足を痛めるなど、初日から激しい争いが勃発。カタール大会(11月21日開幕)行きの切符(26選手登録の見通し)をつかむため、それぞれの負けられない戦いが始まる。

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練習も中盤に差しかかった、7対7のポゼッション練習中。久保が左足を押さえてピッチに倒れ込んだ。激しい競り合いから、MF堂安と接触。左足首を痛めた久保は、そのまま練習を切り上げた。

初日にもかかわらず“遠慮”はなかった。互いに要求する声が、大きく響き合った。堂安と久保はともに東京五輪で、右サイドを主戦場とするライバル。久保は今月上旬に森保監督から「一皮むけなければいけない時」とハッパもかけられていた。燃えないはずがない。

最後の8対8のミニゲームでも、激しさは変わらない。FW古橋が、力強くゴールネットを揺らした。今季リーグ戦で12得点をマークし、得点ランキング1位に1ゴール差に迫った。確かな実績を引っ提げ、昨年11月以来の代表復帰。「個人としては目に見える結果が本当に大事になってくると思う」。不動の1トップだったFW大迫が選外となった活動の場で、初日から足跡を残した。

アイントラハト・フランクフルトで欧州リーグ優勝を果たしたMF鎌田は、確固たる自信を胸に戻ってきた。これまではトップ下での起用がメインで、システムが4-3-3に変更されてからは声が掛からず。確かな経験で培ったのは、インサイドハーフやボランチもこなせる万能さだ。「選ばれておかしくないところでプレーしている。それで選ばれなければ、自分がどうこうできる問題じゃない」とまで言い切った。

4年前に最終メンバーから落選しているFW浅野は、悔しさを晴らそうと意気込む。「前回のW杯に行けなかった時から、次のW杯に向けて準備をしてきた」と真剣なまなざしで言う。

W杯まで半年を切った。誰も、1日も、無駄には出来ない。【磯綾乃】