日本代表は中国とスコアレスドローに終わった。MF脇坂泰斗(27=川崎フロンターレ)は、トップ下で先発。決定的な縦パスを入れたり、自身もボールを受け積極的にシュートを狙ったが、最後までゴールを奪うことができなかった。

ワールドカップ(W杯)カタール大会への大きなアピールの場で、試合前から「ラストチャンスで自分のキャリアでも分岐点になる」という背水の陣の覚悟で臨んでいた。目に見えた結果はつかめず、自身のプレーに「ラストパスがずれているシーンがあったので質を高めなくてはいけないと感じた」と反省も、悲壮感はなかった。「チームでも個人でも、結果が一番、求められるゲームだったが、チャンスがなかったわけではない。決めきるところが、少し足りなかったと感じている。次の試合に切り替えている。そこでまた、チャンスをもらえるように、まずはリカバリーしていい準備をしたい」と前を向いた。

最終戦の27日の韓国戦まで中2日。この日、試合に出たメンバーはリカバリーもある中、全員で練習のピッチで戦術を確認する時間はほとんどない。その中での改善に「練習で、合わせるところを話し合い、チャレンジしながら。チャレンジして失敗したらそこで解決策を考えて。チャレンジしないと始まらない。常にコミュニケーションを取りながらピッチ内外でやらないといいものがつくれない。リカバリーも含めていい準備をしていく」と自らに言い聞かせ、「最後は優勝したい」と目標を掲げた。