J1で首位に立つ横浜F・マリノスからDF畠中槙之輔、DF小池龍太、MF岩田智輝、FW西村拓真、MF水沼宏太、MF藤田譲瑠チマの6人がそろってスタメンに名を連ねた。
日本代表の国際Aマッチで同一チームから6人が先発は、Jリーグ発足後の最多タイ記録。オシム監督が率いた2006年8月9日の親善試合トリニダード・トバゴ戦でのJ1浦和レッズ以来、16年ぶり2度目となった。
当時の浦和は三都主アレサンドロ、坪井慶介、田中マルクス闘莉王、鈴木啓太、長谷部誠、田中達也の6人が同時に先発出場。この強力メンバーをそろえた06年の浦和はJ1初制覇を果たしている。
Jリーグ創設前には、横浜の前身クラブである日産自動車が1984年4月21日のロサンゼルス五輪予選イラク戦で6人。現代表の水沼宏太の父である水沼貴史が金田喜稔、木村和司、柱谷幸一、越田剛史、田中真二とともに先発出場していた。
なお、戦前を含めた最多記録は1923年の大阪サッカークラブで8人。