サッカー日本代表の森保一監督(54)が4日、欧州での活動を終えて成田空港へ帰国した。

チームの大半を占める欧州組の視察のため、8月24日に出国。9月19日から27日まで、ドイツ・デュッセルドルフを拠点に国際親善試合米国戦、エクアドル戦をこなした。活動終了後はポルトガルリーグのスポルティング-ジル・ビセンテ戦、レガネス-アルバセテ戦などを視察して帰国した。

11月のワールドカップ(W杯)カタール大会に出場するメンバー26人の発表は11月1日に決定。発表前最後だった9月の活動を終え、選考段階は「だいたい固まっていると思う」と言及。前回の18年ロシア大会から4年間をかけたチーム作りも仕上げとなり「あらためてまた一から、ということではない。大枠として決まっているところはある」と語った。

米国戦に勝利し、スタメンを総入れ替えしたエクアドル戦は0-0。活動を通し「自分たちがやるべきことはよりチームとして共有できた。その意味ではW杯に向けて自信につながる活動だったと思う」と手応えを語った。