セレッソ大阪のDF毎熊晟矢(25)が、31日に日本協会から発表された日本代表メンバーに初選出された。桃山学院大時代の18年に全日本大学選抜入りした経験はあるが、ほぼ全国では無名に近い存在だった。
C大阪小菊監督は、同じ右サイドバック(SB)で、22年W杯カタール大会で活躍したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(24=パリ・サンジェルマン)級の潜在能力があるとし、毎熊を「和製ハキミ」と呼んでいた。
本人はクラブを通じて「目標としていた日本代表に選出していただき大変うれしく思います。今まで関わってくださった多くの方々への感謝をプレーで表現し、自分らしさを出せるように頑張ります」などとコメントした。
日本代表森保監督と同じ長崎出身で、東福岡、桃山学院大、J2長崎を経て22年にC大阪へ個人昇格の形で移籍。本来はFWだったが、長崎時代に当時の手倉森監督により右サイドバックに転向し、C大阪でその能力が完全に覚醒。今季ここまで23試合1得点で、森保監督が視察した先日の名古屋戦では最終ラインから得点につながるスルーパスを供給していた。
抜群の運動量を誇り、単に右サイドを上下動するだけではなく、ピッチ全体を動き回る万能型。ゴール前で多くの時間に顔を出し、今季は守備固めで左SBも経験している。
小菊監督は30日の取材で毎熊に関して「2、3週間前の全体ミーティングで、みんなの前で(毎熊に)ハキミのような選手になれると伝えた。さらなる成長を期待して伝えたし、能力を持った選手で、まだまだ伸びしろがある」とコメントしていた。

