長らくなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)で活躍し、1日に引退を表明した岩渕真奈(30)の現役引退記者会見が8日、都内で行われた。
白いブラウス姿で登場した岩渕は「引退して、今の気持ちは…」と話した冒頭の瞬間から目を潤ませ、声を震わせながら「いろんな人に応援されていたんだな、ただただありがとうございましたという気持ちです」と話した。
以下は引退決断についての主な一問一答。
-引退を表明して
岩渕 今日も本当にこうやってたくさんのメディアの方々に来ていただいたり、引退をするって自分のSNSで出したときから、本当にいろんな人に「ありがとう」って言ってもらえることが多くて。(SNSに)書いたように、サッカー人生幸せだったなって思ってたし、自分のサッカー人生大好きだったなって思ってたのが、こうやって2週間ぐらいたって、もっともっと好きになったし、本当にいろんな人に応援されてたんだな、もうただただ、ありがとうございましたっていう気持ちです。
-引退を決めるに至った理由と、その時期は
岩渕 (今夏の)ワールドカップの落選がフォーカスされがちで、それがあったからっていうふうに捉えられるのが嫌で、自分でこうやって伝えたいっていうふうに言ったんです。昨シーズン、足首の手術から始まった中でアーセナルでスタートして、なかなか自分のベストのサッカーをすることができなくなってて。出場機会も得られなくなった中で、ワールドカップを目指して、トットナムに移籍したんですけど。それでもやっぱり、自分がやってきたサッカーができなくなってる感覚もあったし、楽しいって感じることより、何か苦しいって感じることの方が1年を通してあった。その中で少しずつ(引退を)考えるようになって。最後、本当に残念な形になってしまいましたけど、正直ワールドカップに行けたとしてもワールドカップで最後かなって思っていたので。(引退は)本当に昨シーズン1年通して考えた結果かなと思います。
-決断は揺るがない?
岩渕 本当に昨日まで声をかけ続けてくれるチームがあったりとか、その中で自分の正解が何なのかわからないときもあったんですけど、それでも自分が考えるプロサッカー選手のあり方として、何かそこは(自分の求める選手像に)反したくないというか。そこ(理想像が)が見えなくなってきて、こうなりました。

