【ドーハ25日(日本時間26日)=佐藤成】元鹿島アントラーズの石井正忠監督(56)が率いるタイ代表(FIFAランキング113位)が、AFCアジアカップ(アジア杯)1次リーグ第3戦でサウジアラビア代表(同56位)と0-0で引き分け、2位での決勝トーナメント進出を決めた。FIFAランキング3桁ながら、組織的な守備で3試合を無失点に抑え、見事に目標を達成した。
21日のオマーン戦から11人のメンバーを入れ替えるターンオーバー制をしきながら、F組首位のサウジアラビアに臨んだ。
主導権を握られる展開が続いたが、粘り強く守り切った。キルギス戦(○2-0)、オマーン戦(△0-0)に続くクリーンシート。30日にB組2位のウズベキスタンと決勝トーナメント1回戦で対戦する。
タイは、元日に日本と親善試合を行い、0-5で大敗を喫した。しかし、前半を0点に抑えたことが自信につながったという。オマーン戦後、石井監督は、「元旦に行った日本代表戦で前半攻め込まれながらも守備ができた。あそこでちょっとした成功体験があった。そこがきっかけにはなっているんじゃないか」と分析していた。
初戦のキルギス戦後にも、日本と対戦した影響について問われ、「私自身もピッチの横にいてインテンシティーとスピード感、判断の速さを感じた。それは選手も感じた。トレーニングしていて、タイ人選手がかなり変わりました」と答えていた。

