【ドーハ30日=佐藤成】サッカー日本代表(FIFAランキング17位)は31日、AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会の決勝トーナメント(T)1回戦でバーレーン代表(同86位)と対戦する。チームは30日、当地で最終調整を行い、負けたら終わりの決勝トーナメント1回戦に備えた。

DF冨安健洋(25=アーセナル)が、DFリーダーの自覚を示した。

インドネシア戦に先発し、不安定だった守備陣を引き締め直した。自身が入ることによって基準が高まった。「僕基準というか、今までやってたところ、1、2試合目であるべきベースのラインに達してなかったのは間違いない」とキッパリ。昨年9月のドイツ戦などでできていたことができなくなっていた。「僕基準というより、代表基準だと思う。その中で、そこを統率していく責任はあると思っている」とうなずいた。

チームは3試合5失点ながら、自身が出場している時間では無失点。イラク戦では後半から出場し、インドネシア戦も後半37分に途中交代するまでは完封した。「冨安無双状態」が続いている。「『彼がプレーしている時は失点しないよね』。そう言われる選手になることは目指しているところ。そういう選手になっていけるようにやっていきたい」。

前回大会では、同大会日本最年少得点を奪ったが、その後A代表での得点はない。「ここまでゴールもアシストもないので、そこは僕自身、狙っていきたい」と貪欲に構えている。その上で「僕だけじゃなく、こういう大会、ましてやトーナメントに入ってからはどうしてもヒーローというのが必要になってくる。それが僕であれ、誰であれ、ヒーロー的存在が毎試合出てくるべき」と、“英雄”出現を熱望した。

【アジア杯】決勝トーナメント日程・結果