女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング8位)が北朝鮮(同9位)を2-1退け、パリ五輪(オリンピック)出場権を獲得した。2大会連続6度目の切符を手にした。

第1は当初、平壌の金日成競技場で開催される予定だったが、試合運営に関する準備面で不透明な点が多く、アジア・サッカー連盟(AFC)から中立地での実施を提案され、なでしこ史上初となるサウジアラビア開催に至った。日本から約9600キロも離れた紅海の沿岸都市へ。その正式決定も試合3日前になるなど混迷を極めていた。

男子のA代表、森保ジャパンも3月に北朝鮮との対戦を予定している。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会のアジア2次予選。まず21日にホーム(国立)で迎え撃った5日後、平壌でアウェー戦と発表されている。

ただ、状況は流動的。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長によると、AFCの視察団が3月上旬にも平壌へ入る見込みで、スタジアムや宿泊施設などの状況を実地調査するという。「視察団がどう答えを出すのか。我々は従うだけ」と話した。

そこから開催可能かどうかの判断がスタート。極寒や人工芝のスタジアムに加え、入国に関する諸問題が多い。安全性も含めて開催が担保できない場合は、なでしこ同様、中立地もありそうだ。女子の混乱についてはAFCに抗議する意向を示している。