オーストラリア代表のトニー・ポポビッチ監督が(51)、盟友の日本代表の森保一監督(56)との対決を心待ちにした。

日本代表は、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選でオーストラリア代表と15日に埼玉スタジアムで対戦する。ポポビッチ監督とオーストラリア代表FWミッチェル・デューク(町田ゼルビア)が14日、埼玉スタジアムでの公式会見に臨んだ。 ポポビッチ監督は現役時代、サンフレッチェ広島で森保監督とプレーしていた。指導者に転向後の17年、ポポビッチ監督がウエスタン・シドニーで指揮をしていた時代、当時フリーだった森保監督がポポビッチ監督のチームを訪れ“勉強”をした経緯もある。

ポポビッチ監督は「現役時代も(森保監督は)素晴らしい主将だった。シドニーにも来て2週間を過ごした。これだけでもどういうキャラクターかよく分かる。常に進化をしようと学ぼうとしている人。そういう面がサッカーで生かされていると思います」と明かした。

オーストラリア代表監督として初陣となった前節の中国戦は3バックと4バックを併用。逆転勝利に導いた。指揮官は日本戦に向け「明日はしっかり勝てる考え方で、自信を持って戦いたい。自分は監督として次のW杯に進める自信がある」と言い切った。

日本は、06年のW杯ドイツ大会でオーストラリアに1次リーグで戦い、逆転負けを喫している。ポポビッチ監督は当時、オーストラリア代表としてプレーしていた。「06年の対戦は特別で今も笑みがこぼれてしまう。明日も当時のような笑みを浮かべて試合を終わらせたいが…。そうはいっても日本は非常に進歩している。同僚である森保監督の力が大きい。ステージが上がったら、また次のステージへと上がっている。自分はどんなリーグ戦であったとしても1位を目指す」と負けん気をあらわにした。【岩田千代巳】