<U-17W杯:メキシコ2-0日本>◇10月30日(日本時間同31日)◇1次リーグB組◇ナイジェリア・ラゴス

 日本が勝ち点0のまま敗退した。メキシコ相手に数多くの決定機をつくったが、シュートミスや相手GKの好守でノーゴール。逆に守備の集中を欠いて失点し、0-2で3連敗となった。「プラチナ世代」と呼ばれた歴代最高のタレント集団は、優勝経験のあるブラジル、メキシコと同居した「死の組」で最後まで力を出し切れなかった。

 技術的には強豪と互角以上に戦ったが、日本サッカーの課題でもある決定力不足と守備のもろさ、球際の強さなどに課題を残した。ベスト4という目標を逃した池内監督は「大会から多くのことを学んだ。彼らの将来にとって、いい経験になった」と話していた。