清水エスパルスは主力FWの不在が響き、今季8敗目を喫した。

 2点を追う後半14分、DF松原后(20)のパスからMF竹内涼(26)がクロスを上げ、FW長谷川悠(30)がヘディングで決めて1点を返した。

 FW鄭大世(33)が4日の練習で左ふくらはぎを痛めており、先発を回避。FWチアゴ・アウベス(24)もケガで離脱中の中、長谷川とFW金子翔太(22)の2トップが先発。前半からチャンスを作り、シュートは相手より2本多い10本を放ちながら、勝利をつかめなかった。

 小林伸二監督(56)は「セカンドボールや球際に強い相手に対して、冷静さを欠いてしまった。前半に1点を返せていたら、(結果は)違っていた」と振り返った。