川崎フロンターレのMF中村憲剛(36)が26日、神奈川・川崎市内で、ギネス世界記録認定証を受け取った。中村は16年12月、36歳50日の最高齢でJリーグアウォーズの最優秀選手賞(MVP)を受賞した選手としてギネス世界記録に認定されていた。

 石川佳織公式認定員(43)から認定証を受け取り「まさか自分が該当するとは夢にも思わなかった。自分には縁がないとずっと思っていたので。ドッキリかと思った。まさかまさか…」と、今もなお信じられない様子。石川公式認定員によると、今回の認定は、ギネスワールドレコーズ・イギリス本社のスポーツ担当チームのリサーチで決定したという。中村は「最高齢も悪いもんじゃないですね。家のど真ん中に飾ります」と笑顔を見せた。

 今季も現在、リーグで首位鹿島と勝ち点差2の2位につけており、2年連続MVPの可能性も秘めている。「1回とったものはもう1回とりたいというのはある。でも、それ目当てで頑張るわけではない。チームのタイトルがそこまで来ているので、チームに貢献することが第一」と話した。

 日本のサッカー界では過去に、中山雅史氏の4戦連続ハットトリック(98年)と00年2月のアジア杯予選・ブルネイ戦での試合開始3分で世界最速ハットトリック、ヤマザキナビスコカップが同一スポンサーによる世界最長のカップ戦としてギネス世界記録に認定されている。