首位鹿島アントラーズが浦和レッズを下して、2年連続9度目のリーグ優勝に王手をかけた。浦和は5位以下が確定し、来季のACL出場の可能性が消滅した。

 前半は鹿島優位で試合が進むも決め手に欠け、スコアレスで折り返した。

 試合が動いたのは後半35分。鹿島DF西の右からのクロスに、ファーサイドに走り込んだMFレアンドロが右足で合わせて先制。この1点を守りきった。

 浦和はMF柏木が、鹿島MFレオ・シルバの執拗(しつよう)なマークに遭って攻撃の起点となれなかった。