ベガルタ仙台は9日、渡辺晋監督(44)の来季続投を発表した。

 西川善久社長(68)が午前練習前にクラブハウスを訪れ、選手全員とスタッフに続投要請の経緯を説明した。

 仙台市の紫山グラウンドで練習を終えた渡辺監督は集まった報道陣に対応。

 「このタイミングで社長が選手に伝えてくれた。築き上げてきたものが形になりつつある。今やっているサッカーに手応えを感じているし続けていくことがチームの進歩に必要だと思った。この歩みを止めてはいけないという思いが強かった」と、来季へ向け決意を語った。

 チームは残り3試合を全勝で終われば、トップ10入りの可能性も残す。18日にはホームで大宮(17位)を迎え撃つが、「残りの試合で来季につながるいいサッカーをして勝利したい」と話した。