ベストヤングプレーヤー賞(新人王)を受賞した、柏レイソルDF中山雄太(20)が「2017Jリーグアウォーズ」授賞式後、会見に出席した。その中で「1日も早く食い込みたい」と、日本代表入りを目標に掲げた。会見での主な一問一答は、以下の通り。

 中山 まさか、自分が選ばれるとは思っていなかった。うれしいですし、たくさんの人の力があっての受賞。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 -今季、特に成長を感じた部分は?

 中山 難しいですね。個人的には、16年がすごく劇的に変わったので(今季は)満足いく結果で終われなかったので。(今季は)去年より成長した自分になるという目標があって、特筆する成長は自分では感じられないですけど、去年よりは買われたのかなと思います。

 -今季を振り返って

 中山 Jリーグは4位。昨年よりはいい結果で終わりましたし、連勝も去年より多く出来ましたけれど、自分たちの目標のアジア・チャンピオンズリーグの部分では、まだ天皇杯はありますけど、Jリーグとしては、かなえることが出来ませんでしたし。大事な場面で勝ちきれなかったり、というのは去年と同じ状態なので。去年よりいい結果で終われたと同時に、課題もたくさん見えたシーズン。

 -今後の代表活動の目標は?

 中山 U-20W杯に行ってから(日本代表を)強く思いましたし。世界では、その年代でA代表が普通になってきている状態。(16年の新人王)井手口陽介選手もA代表に入っている。自分も食い込んでいかなければいけない世代と自覚しているので。それとともに、まだまだ力が足りないとも受け止めている。1日でも早く代表に食い込んでいきたい。来年はW杯イヤー…小さいチャンスかもしれないですけど、早く代表に行ければと思います。