ヴィッセル神戸は26日、GK徳重健太(33)が来季からJ1に昇格するV・ファーレン長崎へ完全移籍すると発表した。

 徳重は長崎の強豪高校である国見出身。05年から13年間神戸に在籍した徳重は「これから先、サッカー人として成長していくためには、違う環境へ身を置き、これまでと違う刺激を受けながらプレーすることが必要ではないかと思い、今回の決断に至った」とクラブを通して移籍に踏み切った理由を説明した。

 J1通算112試合に出場するベテランだが、今季はリーグ戦の出場がわずか3試合。新たな挑戦に向かう33歳は「05年に神戸へ加入してからの13年間はファン、サポーターのみなさん、神戸の街にクラスみなさんと共に素晴らしい時間を過ごすことができたと思います。神戸で得た経験を次の場所でも生かし、さらに前進していきたいと思います」とコメントした。