ヴィッセル神戸が後半ロスタイムに決勝点を奪い、ガンバ大阪との阪神ダービーを制した。

 ともに無得点で迎えた後半ロスタイム。神戸はFW大槻周平(28)が、ペナルティーエリア内でDF藤谷壮(20)からのパスを冷静に押し込み均衡を破った。

 大槻は今季J1ではここまで2試合に先発し、いずれも途中交代。初のフル出場に結果で応えた。MF藤田直之(30)は「しっかり走れて、ここという時にやるべきことが結果につながった」と決勝点の大槻をたたえた。