4年に1度の祭典の次はJリーグだ!! ワールドカップ(W杯)ロシア大会による中断期間を終え、J1リーグが今日18日に再開する。ジュビロ磐田はホームで鹿島アントラーズと対戦。FW川又堅碁(28)が、勝ち点3獲得へ今季6点目を目指す。

 エース川又が、チームを勝利に導く一撃を狙う。17日は、磐田大久保グラウンドでの最終調整に参加。リーグ再開となるホーム鹿島戦に向けて約1時間、汗を流した。最後は若手に交じって居残りシュート練習も行い、準備完了。「周りを生かし、周りに生かされる関係を出せればいい。そこに全力を注ぐ。それが出来れば、点も取れる」と今季6点目に視線を向けた。

 準備は整っている。11日に行われたJ2山口との天皇杯3回戦では、中断期間中に取り組んだ「1ボランチ」の新システムが機能。4得点で快勝し、川又自身も2得点をマークした。鹿島戦も同布陣で臨むことが確実で、名波浩監督(45)は「シュート数も増えている。良い状態だと思う」と、川又を1トップに置く攻撃陣へ期待を口にする。

 W杯ロシア大会による中断までの15試合、川又はチームトップの5得点を記録した。それでも「少なすぎる」と振り返り、「再開初戦は、めちゃくちゃ大事。そこで鹿島という相手も良い。リスペクトしつつ、たたきたいと思います」と続けた。目標の「トップ5」を目指すチーム、そして自らを勢いづける結果を本拠地ヤマハで残す。【前田和哉】