INAC神戸がFW京川舞(25)の決勝点で2大会ぶり7度目の優勝に王手をかけた。千葉の固い守備に攻めあぐねたINAC神戸だったが、延長後半25分、中盤でボールを収めたFW岩渕真奈(25)が前を向いて前線へパス。抜け出した京川がドリブルで持ち込んで決めた。
京川は「(DFの)背後に抜けるのは狙っていたところ。いいタイミングで抜けられたかな。出し手と受け手のタイミングがあった」。岩渕は「(ボールを受ける時)いい形で(自身が)ターンできた。舞は(DFの)裏に抜け出してのシュートがうらやましいくらいにうまいので『決めてくれ』と願って(パスを)出した」と振り返った。
この日1トップに入ったのは京川。FWを任される重圧はあるが「自分が生きるところで使ってもらっている。信頼してもらっているので応えたい」。今季は、真っすぐだけではなく斜めに走る抜け出しを猛特訓。バルセロナのウルグアイ代表FWスアレスを参考にしているという。「今日は自然と体が動いた」と自身も納得のゴールになった。
元日の決勝は今季リーグ戦、リーグ杯で優勝した日テレが相手。今季は3戦未勝利で、INAC神戸はリーグ戦、リーグ杯とも準優勝に終わった。岩渕は「(日テレ)ベレーザとできる最高の形。相手を倒せるチャンスがある。やるしかない。3冠はさせたくない」と、リベンジを誓った。



