筑波大から加入したJ1清水エスパルスMF西沢健太(22)が、プロ入り後初実戦で初ゴールを挙げた。

鹿児島キャンプ4日目の3日、J2山形と練習試合(45分×3本)を行い、チーム唯一の得点を挙げ、アピールに成功した。控え組中心となった2本目の45分、右クロスを右足ダイレクトで合わせて、先制点。キャンプ前の静岡産大との練習試合は卒論発表で出場できなかっただけに、「初めての試合でいい感覚はつかめたと思う」と手応えを口にした。

西沢は下部組織出身で、日本代表FW北川航也(22)とは同期。準優勝に終わったアジア杯は、テレビで全試合観戦したという。北川は今日4日にもチームに合流予定。西沢は「現段階では差をつけられている。並大抵の努力をしなければ追いつけない」とライバル視した。目標は開幕スタメン。戦友に負けじと、アピールを続ける。【神谷亮磨】