浦和レッズが全北現代モータースに敗れ、ACLで今季初黒星を喫した。

4バックから3バックに変えたが、序盤から攻め込まれた。耐えて耐えて前半は0-0で折り返したが、DF槙野が「今日の形の方がしっくりきた。耐えて守備でリズムをつくるのが今のチーム」と一定の手応えはつかんだように、粘り強い守備を見せた。

ところが、後半32分に均衡を破られる。ゴール前を連係で崩されて、最後は途中出場のブラジル人FWアドリアーノに流し込まれ、ACL今季初失点。そのまま無得点に抑え込まれた。

5日のリーグ横浜F・マリノス戦で0-3の完敗を喫し、3バックに戻した。GK西川も「マークがハッキリした」と納得したものの、ゼロでしのぎ切ることはできず。ホームでは15年4月の水原三星ブルーウイングス戦以来4年、計13試合ぶりに敗れ、FW武藤は「(後ろを)3枚に戻してブロックを作りながらうまく戦えた。その中で決め切れなくて残念」と悔しがっていた。