23年女子ワールドカップ(W杯)の開催国がオーストラリアとニュージーランドの両国に決まったことを受けて26日、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が祝福のメッセージを発表した。

同大会をめぐっては、日本も開催国に立候補していたが、東京五輪の1年延期などを受けて、22日に撤退を表明していた。同時に「アジアのソリダリティ(団結力)」を強調しており、オーストラリアとニュージーランドの両国をサポートすることを示唆していた。

田嶋会長は「オーストラリアとニュージーランドの皆さん、おめでとうございます。両国はFIFA女子ワールドカップの常連ですが、南半球で初開催となる自国での大会は、それぞれの国や地域における女子サッカーの普及や発展に大きな役割を果たすことになると思います。両国のサッカーファミリーの皆さんによって素晴らしい大会になると信じています」とつづり、「なでしこジャパンが優勝できるように全力でサポートしていきます」と、自国開催と関係なくなでしこジャパンのバックアップを約束した。