J1から数えて5部相当の地域リーグ、関東サッカーリーグ(KSL)は20日、19日に予定していた1部リーグ第2節Criacao Shinjuku対VONDS市原FCの延期理由について、所属選手が新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者であると認定されたことによるものだったと発表した。当該試合は開催前日の18日なって延期が決まっていた。

KSLによると「Criacao Shinjukuより、所属選手(1名)において新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者である認定が保健所よりされたこと、当該選手はPCR検査を実施し、18日(土)の20時頃までに検査結果が出る旨の報告がありました。リーグで初めての事案であることや、試合運営に支障をきたす可能性があることなどを総合的に判断し、延期といたしました」などと説明。なお、当該選手の検査結果は陰性だった。

KSLでは、試合当日の2週間前より各チームにチーム関係者の検温および体調管理の実施を必須としている。当該選手も健康状態に問題はなかった。

今季KSLは通常の前期・後期の2回戦総当たりから、後期だけの1回戦総当たりに変更し、JFL昇格を目指して無観客の中で行われている。