鹿島アントラーズはほとんど見せ場を作れず、北海道コンサドーレ札幌に0-1で敗れた。

前半41分、ワンタッチでゴール前を崩されて失点。後半39分にこぼれ球を拾ったFW上田のシュートがポストに当たったが、決定機は試合を通してこの1本のみだった。

90分間で放ったシュートは7本と、7月の浦和戦で記録した4本に次ぐ今季ワースト2位。いつもは敗れてもポジティブな要素を挙げるザーゴ監督だが、この日は「やってきたことを表現できなかった。スペースを狙う前段階のパスミスが多く、狙うところまで行けなかった」と苦い表情を浮かべた。

14日のアウェー・サガン鳥栖戦から移動を挟んで中3日と、厳しい日程も影響してか、パフォーマンスは低かった。次は中2日でアウェー・ヴィッセル神戸戦と、敵地で連戦が続く。指揮官は「まずは体を回復させて、できるだけいい状態に戻さないといけない。映像や言葉で戦略を説明して、次に向けて準備しないといけない」と話し、次戦へ向けて切り替えた。