ヴィッセル神戸が、清水エスパルス得意のセットプレーに押さえ込まれた。

前半33分の右CKで、MFアンドレス・イニエスタ(36)があげたクロスを、FWドウグラス(32)が後方のペナルティーエリア外にパスし、MF山口蛍(30)がダイレクトにゴール右に蹴り込み、先制点をあげた。

1点リードの後半15分、清水のCKにDFヴァウド(28)が頭で合わせ同点に追いつかれると、同30分にはDFエウシーニョ(30)に今季初ゴールを浴び、勝ち越しを許した。さらに同42分、ゴール前からのFKにDF金井貢史(30)に合わせられ、頭でダメ押し弾を決められた。

これで直近3試合で8失点となり、守備に課題の残る結果となった。三浦淳寛監督(46)は「前半の入りはよかったが、後半はゆるく入ってしまった。セットプレーでの失点は警戒していたが残念」と悔やんだ。

DF酒井高徳(29)も「後半入りが悪かったのを断ち切れず、明らかに相手のリズムに負けた」と後半のプレーを反省した。

これで今季2度目の連勝を逃した。