セレッソ大阪の森島寛晃社長(48)が試合後、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(63=スペイン)の今季限りでの退団が決まったことについて、初めて記者の取材に対応した。

森島社長は、あくまでも退団が決定したとは明言せず「まだ監督と会ってもいません」と言葉を濁し、一般論として「どこのクラブもこの時期は編成(来季に向けた人事)をやっているので」と話した。

ロティーナ監督は就任1年目の昨年は5位、2年目の今季はこの日で2連敗となり5位から6位に後退。それでも上位勢では残りが6試合と最も多く、今季の天皇杯出場の2位以内、来季のACL出場となる3位以内の可能性は残されている。クラブは指揮官の手腕を評価しながらも、さらに攻撃的なサッカーを目指すために契約更新をしない判断を下した。