J2首位徳島ヴォルティスのJ1昇格は、またも持ち越しとなった。

前半終了間際にMF岸本武流(23)のクロスにMF西谷和希(27)が合わせ、右足でシュートを放つも相手GKの好守により、決定機を逃した。枠内に放ったシュートはわずか2本だった。

リカルド・ロドリゲス監督(46)は「相手に危険なチャンスは作られなかったが、我々の攻撃も良い崩しはできなかった。次勝って昇格を祝えるようにしていければいい」と、崩しが得点につながらなかったことを悔やんだ。

MF西谷は「水戸戦で攻め急いだ反省を生かした結果、慎重になりすぎた。ボールを奪うにはリスクをおかさないといけない」と反省。

3位長崎が12位東京Vに2-0で勝利し勝ち点76、2位福岡も7位京都に2-0で勝利し勝ち点を78とした。J1昇格をかけた混戦は続いている。