ヴィッセル神戸のMF増山朝陽(24)とDF小林友希(20)の期限付き移籍からの復帰2選手が1日、神戸市内での練習後、初めてオンラインで取材に応じ、今季に懸ける意気込みを示した。

J2だった昨季のアビスパ福岡では36試合5得点でJ1昇格に貢献し、2年ぶりに帰ってきた増山は「福岡は守備の意識が高いチームで、それを実行できた1年だった。守備から攻撃へ、つなげられるようになったのがプラス」。中盤の大黒柱になった誇りを示した。

センターバックの小林は横浜FCから1年半ぶりに復帰。昨季は28試合2得点と飛躍を遂げ、背番号も主力扱いの3になった。

ブラジル人DFダンクレーが昨季限りで退団しており、先発定着へ大きなチャンス。左利きは、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンと同じで「欧州の第一線で活躍している選手で、練習をやっても質が高く、予測も速く、学ぶところが多い。競争で勝っていきたい」と意気込んだ。

神戸は4日からの沖縄キャンプへ向け、現在は神戸市内で調整している。