鹿島アントラーズの相馬直樹監督(49)が23日、24日のヴィッセル神戸戦に向けオンライン取材に応じ「我慢比べのゲームになる」と公式戦3連勝へ気を引き締めた。ザーゴ監督が解任され、17日の徳島戦から指揮を執り、ルヴァン杯・札幌戦と2連勝。指揮官は「いいエネルギーは出ていると思う」としながらも「継続させていくのは簡単なことではない。細部にこだわりながら、自分たちの軸、幹が太くなっていくようなことをしないと」と話した。

今季初のリーグ2連勝、公式戦3連勝をかけ、次節は今季1敗の5位・神戸と対戦する。三浦監督が率いる神戸は鹿島と同じく、勝負へのこだわりが強いチームへと変化している。相馬監督は「我慢比べのゲームになる」とし「総じて見ると、うちがやろうとしている所と近い部分が非常に多いと感じています。お互いに隙をつかなければいけないし、お互い隙をつくってはいけない戦いになってくる」と警戒。再び勝ち点3を手にし、一歩ずつ高みを目指していく。