J2アルビレックス新潟DF星雄次(28)が左サイドを制圧し、J1昇格を争うライバルチームをアウェーで蹴散らす!

17日の2位京都サンガ(サンガS、午後6時30分)との上位対決に備え、16日は聖籠町で最終調整。10対10のパス回しではファーストタッチで対峙(たいじ)する相手を冷静に交わしてパスを確実につなぐなど、好プレーを連発。好調をアピールした。練習後、「自分たちのサッカーをしっかり表現できれば、勝ち点3は取れる」と京都撃破に向け自信をみせた。

前節11日のホーム栃木戦(3○0)は左MFで先発出場。DF堀米、MF福田、MF高木らと流動的にポジションを替え、左サイドから効果的な攻撃を繰り返した。前半31分には左足クロスでMF高木の2得点目をアシスト。3試合ぶり勝利の立役者となった。「コンビネーションは磐田戦(3日)の時から良い感覚はあった。ピッチで話しをしながら改善できているので、手応えはある」と話す。

京都戦後は、約3週間の中断期間に入る。3位新潟と京都の勝ち点差は3。勝利すれば勝ち点47で並び、得失点差で上回ることができる。良い形でリーグ戦再開(8月9日対大宮)を迎えるためにも、2連勝を狙いたい。星は平常心を強調しながらも「チームをうまく循環させるために良い立ち位置を取りたいし、得点を奪うためのスペースにどんどん入っていきたい」とイメージを膨らませた。【小林忠】