横浜FCの早川知伸監督(44)が20日、オンライン取材に対応した。

東京オリンピック(五輪)からリーグ戦再開後、2戦続けてFWカズ(54、三浦知良)がベンチ入り。チームもカズ効果? で、1勝1分けで負け知らずだ。早川監督は10歳上のレジェンドに対して「プレーとしても助けてもらえる。1トップ、シャドーで起用することを考えている。それ以外の部分で言うと、チームをまとめてもらえている。給水の時に声掛けしてくれるし。率先して、まとめてくれる」と存在感の大きさを口にした。

チームは今夏、新たに4人のブラジル人を獲得。ブラジルでのプレー経験もあるカズが、ベンチに入ることで「和」も出来ている。早川監督は「彼らに一言、二言、声を掛けてくれたりする。本当ならば、僕がやらないといけないことを助けてもらっている」と素直に感謝した。

もちろん指揮官も、期待するのは、最年長得点記録。「カズさんにゴールしてもらいたい。そういう個人的な思いはある。ただチームの役割はある中で、勝利をするために、みんなで力を合わせてやっていかないといけない」と一丸となって、21日のセレッソ大阪戦(ヨドコウ)に臨む。