磐田市とJ2ジュビロ磐田、同市内の2大学(静岡産大、農林環境専門職大)などが連携して発足させた健幸プロジェクト「ジュビロ飯」がこのほど完成し、28日に関係者らが試食会を行った。同プロジェクトは、食とスポーツによる地域の健康向上と経済活性化を図ることが目的。産学官連携による事業化は磐田市初の取り組みとなった。

試食会には磐田市の草地博昭市長(40)らが出席。同市長は「食と健康、スポーツは切っても切り離せない。みなさんでおいしくいただき、気持ちも幸せになってほしい」とあいさつした。第1弾となった今回のメニューは今後、大学内の食堂や市内飲食店などで提供される予定。既に第2弾のメニューも考案中だという。ジュビロ磐田の小野勝社長(63)は「クラブとしてもこのような活動をバックアップしていきたい」と約束した。【神谷亮磨】