J1清水エスパルスMF中山克広(25)が、今季残り5試合での爆発を誓った。

29日は静岡市内で練習。約2時間のメニューで汗を流した。チームは現在15位で、降格圏17位以下との勝ち点差は「2」。11月3日の次節・東京戦(味スタ、午後2時)の結果次第では、降格圏転落もあり得る。「厳しい状況は誰もが理解している。でも、良いプレーをするため、気負いすぎずにやりたい」と、平常心でプレーする重要性を強調した。

右膝に慢性的な痛みを抱えていた影響で、16日の柏戦(0●1)で8試合ぶりに復帰した。「もう状態は大丈夫。ゴール前でチャンスもつくり出せた」と振り返った。加入1年目の今季は、これまで2得点。3月のC大阪戦(1●2)を最後にゴールから遠ざかる。「長く決められていない。結果にこだわりたい」と力を込めた。終盤のゴールラッシュで残留の原動力になる。【古地真隆】