今季限りでの現役引退を発表したJ3藤枝MYFCの元日本代表FW森島康仁(34)が、古巣相手に勇姿を見せた。

先発出場し、後半13分までプレー。無得点に終わったが、駆けつけた約1000人のサポーターから温かい拍手を送られた。2015年から2シーズン在籍した磐田ではリーグ戦41試合に出場し、4得点。「拍手はすごくうれしかった。懐かしかった」と感慨深げだった。

引退は「今年が始まる時に思っていた」と明かし、残り2試合となったリーグ戦での出場に向けて気持ちを切り替えた。「まずは試合に出られるように頑張りたい。最後は点を取りたいですね」。デカモリシの愛称で親しまれたストライカーは、ゴールで16年間の現役生活を締めくくる。