清水エスパルスと静岡市が共同で制作した「COOL CHOICE かるた」の贈呈式がこのほど、静岡市立竜南(りゅうなん)小学校で行われた。市民らから読み札を募集して制作したかるたは、環境問題や、環境にやさしい「エコ」について楽しく学べる内容になっている。今後、市内の全小学校に配布する予定。

清水からはDF立田悠悟(23)が出席し、児童に直接贈呈。かるた大会も行い、読み手を務めた。「エコについて小さい時から考えることで、明るい未来につながると思う」。自身も節電などに気を使っているといい、「小さいことから続けていくことが大事」と訴えた。

参加した児童らも、エコについて考えるきっかけになった。黒田龍生くん(3年)は「自分がまだ知らないことが、かるたに書かれていた。すごく楽しかったです」と目を輝かせた。【神谷亮磨】