JFL鈴鹿ポイントゲッターズは12日、公式サイトで、元執行役員の塩見大輔氏から5000万円の金銭を要求されていると発表した。

同氏の主張は「5000万円の支払いと代表取締役・吉田雅一の辞任、この2つが実行されない場合、不正を公表する」という内容で、金銭要求は2度目。1度目は7月でクラブは塩見氏に2500万円を支払ったという。

同クラブは「弊社としては、塩見氏が指摘するような不正行為は存在しないものと認識しておりましたが、塩見氏からの執拗(しつよう)な金銭要求に畏怖を覚えてしまい、また塩見氏が一方的に事実をねじ曲げて、あたかも弊社に不正が存在するかのような虚偽の情報が拡散することを恐れ、2500万円を支払い、関係を断ち切るという選択をしてしまいました」とした。

しかし11月27日に、同氏から再度の要求があったことで「弁護士とともに所轄の鈴鹿警察署に相談済み」としている。

鈴鹿は、将来的なJリーグ入りを目指している。今季はJFLで4位。元日本代表FWカズの兄である三浦泰年監督がGMを兼務している。