来季J2降格が決まっている大分トリニータ9年目のMF松本怜(33)が、天皇杯初優勝を誓った。

15日、大分市内で調整後オンライン対応。初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権も獲得できる大一番を控え「ACLが目の前にあるのは初めて。目指していたので逃したくない」と必勝を期した。

19日決勝(国立)は、リーグ戦で1勝1敗の浦和レッズが相手だが、負ける気はない。「川崎フロンターレと同じぐらい個々のレベルが高いが、1人1人が死ぬ気で戦えば勝てると思う。優勝するつもり」と気合十分だ。

勝つポイントとしては「ここまで来たら一瞬のスキを見せないこと。川崎フロンターレ戦も最後まで体を張り、ああいう結果になった。スキを見せなければ勝てる」。

準決勝はシュート28本、CK14本の猛攻をしのぎ、PK戦の末劇的勝利を収めただけに、リーグ6位相手に2戦連続の大番狂わせを狙う。